胡
発音を聞く
書き方
💡 「胡」=「ハン(漢)じゃない人」→「ハン」を「胡」と読むのは似た音(hán/hú)+「⺼(にくづき)」で「生身の異民族」を連想。日本語では「フー」と覚え、右の「古」は「古い異民族」のイメージで定着。
関連単語
文字の解説
『史記』『漢書』では「胡」が匈奴や西域諸国を指す公式用語として頻出。唐代には「胡商」「胡姬」など、長安における中央アジア系移民の存在を反映する表現が盛んだった(『唐六典』『酉陽雑俎』所収)。
字形は「⺼(肉/月)+古」の会意文字で、古代の「胡人」が肉食・騎馬文化を特徴とするという認識から「⺼」が採用されたと考えられる。ただし、甲骨文・金文には未見で、戦国期以降の新造字。
「胡」はもともと古代中国で北方・西方の非漢民族(特に中央アジア系諸族)を指す政治・文化的概念でした。漢代以降、匈奴や突厥など遊牧民を包括的に表す語として定着しました。
この字は単に民族を指すだけでなく、その文化や風俗との接触を背景に、「異質な」「外からの」というニュアンスを含むようになります。そのため、後世には「胡琴」「胡桃」など外来事物を示す語にも広がりました。
現代中国語では、歴史的用法は主に文脈限定で使われますが、複合語や成語(例:胡說八道)では「無意味・無分別」といった抽象的・否定的な意味で生き続けています。
例文
関連語
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