亏
発音を聞く
書き方
💡 「亏」は「二」+「一画の曲がり」=「二つあるはずのものが一つ足りない→不足・損失」。日本語の「きゅう(欠)」と音が似ていて、「欠ける→損する」と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では、「亏」は「于」の異体字として扱われ、元来は「気配・存在の欠如」を表す象意的文字だったとされる。後世、特に明清以降、商業文書で「損失」の意味で定着した。
字形は「二」+「丂」(かぎ)の簡略化された構成で、甲骨文・金文には存在せず、篆書以降に成立。象形的由来は明確ではなく、音義結合の派生字と見なされる。
「亏」は、主に経済・会計の文脈で「損失を出す」「赤字になる」という意味で使われる漢字です。HSK5級の語彙であり、日常会話よりはややフォーマルな場面(財務報告、ニュース、ビジネス会議)で登場します。
この字は「二」部首に属し、画数がわずか3画と極めてシンプルですが、意味は抽象的で、実際の損失や不足という概念を表します。古くは「欠ける」「足りない」という状態を示す文字としても用いられました。
現代中国語では、動詞として「亏损(kuīsǔn)する」などと複合語で頻出します。単独ではあまり使われず、必ず「~亏了」「~亏本了」などの構文で出現するのが特徴です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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