侃
発音を聞く
書き方
💡 「侃」=「人(亻)+豈(qǐ)」。『人に『豈(どうして?)』と問いかけられても、正直に答えられる=率直・誠実』と連想。日本語の「侃々諤々(かんかんがくがく)」という四字熟語の頭文字でもあり、話し合いの活発さと誠実さを両方イメージすると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『後漢書』や『世説新語』など魏晋南北朝期の文献に「侃然」「侃侃」として登場し、人物の堂々とした振る舞いや理路整然とした説得力を描写するのに用いられた。現代中国語では主に「侃侃而談」などの成語で使われる。
字形は左右構造で、左は人を表す「亻」、右は声符の「豈(qǐ)」。象形的由来はなく、形声文字。右部「豈」は元来「蓋(ふた)」を象ったものだが、ここでは純粋に音を借りている。
「侃」は、正直で率直な態度や言動を表す漢字で、特に人格の誠実さや物事に臆さない姿勢を強調します。古来より君子の徳の一つとして重んじられてきました。
この字は単に「正しくあること」ではなく、「率直に語り、正義を恐れず主張する」という能動的な誠実さを含意しています。HSK6レベルの高難度語彙であり、日常会話より文語的・評価的文脈で使われます。
部首が「亻(にんべん)」であることは、人が主体となって示す内面的資質であることを示唆しています。右側の「豈」は声符であり、音を担う一方で、古くは「驚き・疑問」のニュアンスも含んでいましたが、現代では主に音読み機能です。
例文
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