兢
発音を聞く
書き方
💡 「兢」は「二つの『兀(く)』+『儿(にんべん)』=『二度も立ち上がり、身を正す人』」とイメージ。『敬』と音・意味が似ており、「敬う=恐れ慎む」の関係で覚えましょう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では、「兢、敬也」と訓えられ、「敬う・慎む」ことを本義としています。古典文献では『詩経』『尚書』などに用例があり、統治者や官吏の謙虚・慎重な姿勢を描写する際に使われました。
字形は、上部の「二」+「兀」+下部の「儿」で構成され、古代には「高く立って身を正す人」の象形的ニュアンスを含むと解釈されることがあります。ただし、明確な象形起源は確認されておらず、現代では「厳粛・恐れ慎む」の意味を持つ会意文字とみなされます。
「兢」は、古来より「恐れ慎む」「身を引き締めて厳粛に振る舞う」という意味で使われる漢字です。主に文語的・書面語的な表現に登場し、現代口語ではほぼ見られません。
この字は、内心の緊張や畏敬の念を表す抽象的な感情を指します。単独ではほとんど使われず、複合語(例:兢兢業業)として用いられるのが一般的です。
部首が「儿(にんべん)」である点は注意が必要です。「儿」はここでは「人」の変形であり、人の姿勢や態度に関わる意味合いを含んでいます。画数14で、筆順はやや複雑ですが、左右対称性のある構造が特徴です。
例文
関連語
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