凄
発音を聞く
書き方
💡 『冫(氷)』+『妻』=「妻が氷の上で凍えて泣く」イメージで「身にしみる寒さ・悲しみ」を連想。日本語の「せつない」と音が似ていて、感情の強い寒さを想起しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には「凄、寒也」とあり、「寒さが身にしみる様子」を本義として記録されています。唐代以降、詩歌や散文で「凄然」「凄清」といった形容詞形が頻出します。
字形は「冫(氷)+妻」の会意兼形声。左部「冫」が寒さを、右部「妻」が声符(古音でqīに近い)を担う。象形要素はなく、典型的な左右構造の形声文字です。
「凄」は、本来「激しい寒さ」を表す漢字で、冷たくて鋭い印象を強く与えます。古くは気候の厳しさや自然の威圧感を描写する際に使われました。
現代中国語では、文字通りの「寒さ」の意味よりも、感情や状況の「ひどさ・激しさ・圧倒的な様子」を比喩的に表現する使い方が主流です。例:「凄惨」「凄絶」など。
HSK6レベルのこの漢字は、文語的・文学的色彩が強く、日常会話よりは文章やニュース、評論などで高レベルの表現力を示す際に登場します。発音qīは、声調が第一声(高平調)で、安定した高音で発音します。
例文
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