劈
発音を聞く
書き方
💡 『辟』(ひらき/へき)+『刀』=「一刀で開く・割る」。日本語の「劈く(つんざく)」と音・意味とも連想しやすく、「へき→ぴ」と発音変化をイメージするとpīが覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『劈、破也。从刀辟聲』とあり、『刀』部で『辟』の声符による形声文字と明記されています。古典文献では『劈山』『劈浪』など、自然力を克服する比喩表現に用いられました。
字形は『辟』(bì/pì)+『刀』の構成で、『辟』が声符兼意味要素(「開く・除く」の意)として機能し、『刀』が動作の手段を示しています。象形性は低く、明確な象形由来はありません。
「劈」は、鋭い刃物で力強く一気に切り裂く動作を表す動詞で、物理的な切断だけでなく、抽象的な障壁の打破にも使われます。
主な読みはpī(第1声)で、HSK6級に位置付けられる上級語彙です。文語的・文学的な表現に多く見られ、日常会話より書き言葉や詩歌・演説などで頻出します。
もう一つの読みpǐ(第3声)は、古語や方言で「分ける」「分け隔てる」の意味で用いられ、現代標準中国語では極めて稀です。文脈によって正確な発音を選択する必要があります。
例文
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混同しやすい文字
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