卑
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💡 「卑」は「十(じゅう)+甲(こう)+丿(へつ)」で8画。「十」で「基準から外れた低い位置」を連想。日本語の「卑しい」=「身分が低い・品が劣る」のイメージで、謙譲語(卑職)と否定語(卑劣)の2方向を覚えると定着しやすい。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では「卑、賤也。執事謙恭之稱也」とあり、元来は「身分が低いが、仕事に誠実である」という意味で、謙遜・勤勉の両義を含んでいた。唐代以降、自謙語として定着し、現代でも公文書に残る。
字形は「十+甲+丿」の構成で、甲骨文・金文には未確認。篆書以降、上部の「十」が「手」の変化とされるが、確証なし。現代では、主に「卑微」「卑劣」「卑躬屈膝」などの複合語で、社会的・道徳的評価の低さを強調する文脈で使用される。
「卑」は、地位・価値・品質などが低いことを表す形容詞で、やや古風・文語的ニュアンスを含みます。現代中国語では、主に抽象的な「低さ」(例:人格の低さ、態度の低さ)や、自謙表現(「卑職」「卑見」)で使われます。
この漢字は否定的意味が強く、他者を直接「卑しい」と呼ぶのは失礼とされ、多用は避けるべきです。ただし、自己をへりくだる謙譲語としての用法(「卑微」「卑職」)は、丁寧なビジネス文書や公的場面で今も広く使われています。
HSK6レベルという難易度は、単語の抽象性・文脈依存性、および謙譲語としての文化的ニュアンスに由来します。日本語の「卑しい」に近いが、中国語では「低」や「差」など中立語が優先される傾向があり、「卑」は意図的に選ばれる「重い語」です。
例文
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