墨
発音を聞く
書き方
💡 『墨』は『黒(黑)』+『土』——「黒い土」=墨の原料・見た目を連想。日本語の「すみ」と音が似ている(mò→「も」)ので、「墨=も=すみ」とごろ合わせ。
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文字の解説
『墨』は殷・周時代の甲骨文には見られず、戦国期以降の金文・篆書で定着した。『墨子』(墨翟の著)や『墨經』など、古代の哲学・科学文献にも頻出し、墨の製造法や光学的性質について記述がある(『墨經』『考工記』)。
字形は『黑』(黒)+『土』の会意文字で、『黒い土のような物質』を意味する。『黑』自体が火で燻した煤(スス)を象る象形的要素を含むため、墨の原料由来が明確に反映されている。
『墨』は、中国伝統の墨汁や墨棒を指す漢字で、書道・絵画の基本的な材料です。古くから松煙や油煙を膠で固めたもので、研いで使うのが特徴です。
部首が『土』なのは、墨の原料(松煙など)が土壌や燃焼由来の黒色粒子と深く関係しているためです。15画の構成は、上部の『黑』(黒)と下部の『土』の組み合わせで、色と素材の両方を表します。
HSK6レベルという高度な語彙であり、単に「インク」ではなく、文化的・芸術的文脈で使われることが多く、比喩的に「墨を流す=文章を書く」などの表現にも登場します。
例文
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