奔
発音を聞く
書き方
💡 「奔」は「大」+「廾(両手)」で、「大きな力で両手を振りながら走る」イメージ。日本語の「奔る(はしる)」と音訓が似ており、HSK6で頻出する「bēn/bèn」の2音を「走る/向かう」で意味別に覚えると効果的です。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、紀元2世紀)では、「奔」を『羆(ひ)の足を示す象形』ではなく、『三人が走る』会意字と解釈し、『走る』の本義を強調しています。実際、甲骨文・金文では複数の脚部要素が確認され、動的反復を表す傾向があります。
字形は「大」+「卉(しげる)の変形」ではなく、上部の「大」が人、下部の「廾(きょう)」が両手・両足の動きを抽象化した構造と見なされるのが定説です。現代中国語では「奔走」「奔赴」「奔命」など、目的意識のある急速な移動に使われます。
「奔」は、主に「急いで走る」「急いで向かう」という動的な動きを表す漢字で、速度・方向性・緊迫感を含む意味を持ちます。HSK6級の語彙として、学術的・文学的な文脈でもよく登場します。
この漢字にはbēn(第1声)とbèn(第4声)の2つの読みがあり、意味も異なります。bēnは「走る・疾走する」、bènは「~へ向かって進む・目指す」の意味で、文脈によって使い分けられます。
部首が「大」であることは、人間の姿勢や動作の拡張性・開放性を示唆しており、古文字では「人が足を大きく広げて走る様子」を象った形です。8画のバランスの取れた構成は、書き順の流れを意識すると覚えやすくなります。
例文
関連語
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