奴
発音を聞く
書き方
💡 「女」+「又(手)」=「女の手で押さえつけられた者」→「支配される人=奴」。日本語の「ぬ」(ぬるい・ぬくもり)とは無関係なので、発音「nú」を「ぬー」と強めに覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では「奴、奴婢也。从女从又。又,手也。持事於女者」(奴とは奴婢のこと。女と又から成る。又は手の意で、女に仕える者)と解釈され、実際の使用例は『史記』『漢書』など歴史文献に多く見られる。
字形は「女」(左)+「又」(右:手の象形)の会意文字で、「女に手を下して支配する者=隷属させる者」の意味を表す。
「奴」はもともと「隷属する者」「身分の低い男性」という意味で、古代中国では戦争捕虜や罪人を指すことが多かった。
現代中国語では、文語的・歴史的表現に限られ、日常会話ではほぼ使われず、HSK6レベルの上級語彙として位置づけられている。
この字は「女」部に属し、性別ではなく、社会的従属性を示す象徴的な構成要素として「女」が用いられている(古代の隷属関係における女性の地位反映)。
例文
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混同しやすい文字
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