寸
発音を聞く
書き方
💡 『寸』は『村』の左半分+点!『村』=集落(小さくまとまった場所)→『寸』=小さくまとまった単位。また、「3画」と「3.3cm」という数字の響きも連想しやすい。
関連単語
文字の解説
『寸』は殷代の甲骨文や金文には見られず、戦国時代以降の簡化された文字として登場。『説文解字』(東漢・許慎)では『手の下(寸口)の脈を測る位置』とされ、人体測定の基準点として定義された。
字形は「一(横線)+丨(縦線)+丶(点)」で構成され、元来は手首の寸口(脈を診る部位)を示す象形的要素を含む。点は脈動を表すと解釈されるが、定説ではなく、後世の筆順規範による装飾的要素とする見解も有力。
『寸』は中国の伝統的な長さの単位で、約3.33センチメートルに相当します。古代中国では人体の寸法(親指と人差し指を広げた幅)を基に定められ、実用的かつ直感的な計量単位として広く使われました。
現代中国語では、主に尺貫法や伝統工芸・中医学・建築などの分野で用いられます。SI単位系が主流になった現在でも、『一寸の光陰』のように比喩的に「わずかな時間・距離」を表す表現にも活用されています。
この漢字は部首としても機能し、『対(duì)』『封(fēng)』『寿(shòu)』など多くの漢字の右側に現れます。その形と意味から、『小さな単位』『基準点』という概念が派生的に関連づけられています。
例文
関連語
混同しやすい文字
0