弥
発音を聞く
書き方
💡 『弓』がベースで『爾(あなた)』が付く=『あなたが弓を引いて、どこまでも広がる/満ちる』と連想。『弥』は『満ちる・広がる・ますます』の3つのキーワードで覚えると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)によれば、「弥」は「弓の端が伸びて張り詰める様子」を表し、本来は『広がる・延びる』という動詞的意味を持っていた。古典文献では『詩経』『左伝』などに用例が見られる。
字形は「弓」部に「爾」(ěr)が付く会意文字で、「弓が引き伸ばされて限りなく延びる」イメージを示す。現代では「弥漫」「弥留」などの熟語でしか実用されない。
「弥」は古くから存在する漢字で、主に文語的・書面語的な表現に使われ、『満ちる』『広がる』『ますます』といった意味を含む。現代中国語では口語ではほぼ使わず、成語や固定表現に限定される。
この字は単独で使うことはほとんどなく、必ず他の漢字と組み合わさって用いられる。HSK6級の難度は、その使用頻度の低さと文脈依存性によるものだ。
「弥」は程度を強調する副詞的用法(例:弥深)や、空間・時間の拡張を表す形容詞的用法(例:弥漫)など、多様な文法機能を持つが、すべて抽象的・文学的なニュアンスを帯びる。
例文
関連語
混同しやすい文字
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