徒
発音を聞く
書き方
💡 「彳(しんにょう)」=道を歩く+「走」=走る→『師の後を歩いてついていく者』=弟子。また、「徒」は「徒歩」の「徒」で『乗らずに歩く』という共通イメージで覚えましょう。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には、「徒、步行也」とあり、本来は『歩く者』=『徒歩で行く人』を意味し、馬に乗らない身分の低い者や、師に従って歩む弟子を指しました。秦漢期の律令文書では『罪徒』とし、強制労役に服する者を指す用法も確認されています。
字形は「彳+走」の会意文字で、「道を歩いて進む者」の意象に基づく。甲骨文・金文には存在せず、戦国期以降に成立した比較的新しい字形です。
「徒」は左右構造の漢字で、左側の「彳(しんにょう)」は道を表す部首で、移動や行動に関連する意味を含みます。右側の「走(そう)」は「走る」の原型で、本来は「急いで進む」様子を示します。
この漢字は、古来より「師について学ぶ者」や「特定の思想・宗教を信奉する者」を指す中立的・やや文語的な表現として使われてきました。『論語』など古典文献にも「孔門之徒(孔子の門下生)」といった用例があります。
一方で、現代中国語では「徒」単体ではあまり使われず、主に複合語(例:信徒、徒弟、罪徒)や成語(例:徒劳无功)で登場します。HSK6レベルのため、上級学習者が文脈からニュアンスを読み取る力が求められます。
例文
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