悟
発音を聞く
書き方
💡 『忄(こころ)+吾(わたし)=自分の心が自分に気づく』と連想。日本語の「悟る」は仏教語として同源で、『ご』と読む点も共通(例:開悟『かいご』)。音読み『ご』をキーワードに覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『悟,覺也』とあり、『気づく・目覚める』を本義とする。唐代以降、禅宗文献で「悟道」「開悟」などとして広く用いられ、思想史的に重要な概念となった。
字形は左に『忄(心)』、右に『吾』の左右構造。『吾』は声符兼意味要素(『わたし自身』)で、『心が自らに気づく』という会意が成立。象形的起源はなく、典型的な形声・会意複合文字である。
「悟」は心(応)と吾(わたし)を組み合わせた会意文字で、『自分の内面に気づき、真理を自覚する』という深い理解のプロセスを表します。単なる知識の習得ではなく、直感的・体験的な洞察を含みます。
この漢字は仏教用語として中国に定着し、禅宗では「頓悟(dùnwù)」のように、突然の啓発や目覚めを指す核心的概念として使われました。現代中国語でも学術的・哲学的文脈で重厚な意味を持ちます。
HSK6級に位置付けられるのは、日常会話よりむしろ抽象的・精神的領域での使用が主であり、読解力と文化的背景理解が求められるためです。動詞として使われるほか、「悟性(wùxìng)」など名詞形も頻出します。
例文
関連語
混同しやすい文字
0