蠢
発音を聞く
書き方
💡 「虫」+「春」=「春になると虫がうごめく=頭もぐらぐらしてまともに考えられない」。日本語の「蠢く(うごめく)」と響き・意味で結びつけて、感情的なニュアンスを意識しましょう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では、「蠢」を「虫の動く様子」と定義し、本来は「蠢動(chǔndòng)」のように「微細な動き」を表す動詞として使われました。後に「無思慮な行動」を含意する形容詞としても定着しました。
字形は「虫」+「春」の会意兼形声文字。「春」は声符であり、意味的関連はなく、単に読みを示す役割です。象形的由来はなく、篆書以降の字体変遷で現在の形が確立されました。
「蠢」は、中国語で「愚かしい」「無知な」「ばかげた」という強い否定的意味を持つ形容詞です。HSK6級の高難度漢字であり、日常会話よりは文章や批判的・文学的な表現で使われます。
この字は「虫」部に属し、上部の「春」(chūn)が声符として機能しますが、意味的には「虫が蠢く=うごめく」から転じて、「理性を欠いた、制御できない動き」を連想させ、それが比喩的に「思考の混乱・無知」へと発展しました。
現代中国語では、やや古風・辛辣なトーンで用いられ、相手を強く非難する際や、自己反省の文脈(例:「我真蠢!」)で感情的に使われることが多いです。丁寧な会話では避けるべき語です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0