愚
発音を聞く
書き方
💡 『愚』は『心』の上に『禺』(ゆ=「う」に似た音)が乗っているイメージ。『心が鈍い=愚か』と連想。日本語の「愚か者」や「愚問」の語感と重ねて覚えよう。
関連単語
文字の解説
『論語』『孟子』など先秦諸子の典籍で「愚」という語は、自己の未熟さを謙遜して述べる際に頻出します(例:愚見『私の拙い意見』)。また、『史記』でも人物評価に用いられています。
字形は「禺」(古代の地名・部族名を表す音符)+「心」の会意兼形声文字。象形的由来はなく、心の働きにかかわる抽象概念を表すため、部首「心」が意味カテゴリーを示しています。
「愚」は、知性や判断力が乏しい状態を表す抽象的な形容詞で、単独では日常会話より文語的・文学的表現に使われます。現代中国語では自己謙譲語としても重要です。
この漢字は「心」部を含み、内面的な精神状態に関わることを示唆しています。「禺」(yú)という声符が読みを担い、意味には直接関係しません。
HSK6レベルの漢字であり、学術的・古典的文脈での理解が必要です。誤って侮蔑的に使うと失礼になるため、使用には配慮が求められます。
例文
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混同しやすい文字
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