惨
発音を聞く
書き方
💡 『惨』は『心(忄)』+『参(さん)』。『心が参る=心が折れる』という日本語のイメージで、『心がボロボロになるほどつらい状況』を連想すると覚えやすいです。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『惨、毒也。从心參聲』とあり、『心』部に『參』の音を借りた形声文字であると記されています。古典文献では『惨切』『慘怛』などとして、深い悲しみや痛みを表現しました。
字形は『忄(心)』+『参』で構成され、『参』はここでは音符(cān/cǎn)として機能。象形的由来はなく、明確な絵画的起源はありませんが、現代中国語では「惨不忍睹」「惨绝人寰」など、極度の悲惨さを強調する表現に定着しています。
「惨」は、心の状態や状況の深刻さ・悲惨さを表す形容詞で、主に人間の苦しみや災難、社会的悲劇に関連する文脈で使われます。HSK6レベルとされ、新聞・文学・公式報告書など比較的フォーマルな場面で頻出します。
この漢字は単独で使うことは少なく、多くは複合語(例:惨案、惨烈)として出現します。感情的な重みが強く、客観的事実を伝える際にも強い共感や警告のニュアンスを含むことがあります。
「惨」は否定的な意味合いが極めて強く、軽い不快感や失敗には使いません。例えば「テストが悪かった」には使えず、「大規模な事故による死者多数」といった重大な被害を伴う状況に限定されます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0