捞
発音を聞く
書き方
💡 「扌(手)+劳(労)」→「手を労して水中から何かを掬い取る」。日本語の「ロウ(ろう)」と音が似ているので、「ロウで網をかく」とイメージすると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『康熙字典』(1716年)にはすでに「撈」(簡体字「捞」の繁体)として収録され、「水より物を取る」と定義されている。現代中国語では、漁業用語だけでなく、ネットスラング(例:捞流量=人気を集めること)にも活用される。
字形は「扌(手)+劳(láo、労苦を表す声符兼意符)」の形声文字。『劳』は本来「労働・力を尽くす」を意味し、ここでは「手を動かして努力して取り出す」という動作の重みを強調している。
「捞」は手(扌)を使って水中や混ざったものの中から特定の物を引き上げる動作を表す動詞で、字義通り「網ですくう」「手で掬う」といった物理的な行為に加え、比喩的に「利益・機会などを無理やり得る」意味でも使われます。
この漢字は日常会話からニュース、文学まで幅広く登場し、特に「捞钱(lāo qián)」のように否定的なニュアンスで「不正に金を稼ぐ」という表現にもなります。HSK6レベルという高度な語彙ですが、実際の中国語では非常に頻出です。
部首「扌」が示す通り、身体動作と密接に関連しており、単なる「取る」ではなく、『探して・かき回して・引き出す』という能動的・努力を伴うプロセスを含意します。そのため、文脈によっては「手間ひまかけて得る」ニュアンスも持ちます。
例文
関連語
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