歧
発音を聞く
書き方
💡 『止(とまる)+支(ささえる/わかれる)』→「立ち止まって、道が分かれる」=「分かれ・違い」。日本語の「岐路(きろ)」と同源で、「き」の音も共通!
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『歧、分也。从止,支聲』と記され、『分かれる』ことを本義としています。古代中国では、実際の交差点や山道の分岐を指す地名や文献に頻出しました。
字形は会意兼形声:左の『止』が『足が止まる場所=分岐点』を、右の『支』が『分ける・支える』の意味と音(zhī)を担う。『支』の声符部分がqíと変化したのは中古音の声調・韻母の変遷によるものです。
「歧」は、もともと「分かれ道」を意味する漢字で、道が二つ以上に分かれる様子を表します。この空間的な分岐から転じて、意見・方向・考え方が異なる「分かれた状態」を抽象的に指すようになりました。
HSK6レベルの高難度漢字であり、日常会話よりは書き言葉や論説文で使われます。特に「歧視」「歧路」など、やや硬い語彙に登場し、中立的・否定的ニュアンスの両方を含むため、文脈による解釈が重要です。
部首が「止(とめる)」なのは、分岐点で立ち止まり、どちらを選ぶか迷う様子を暗示しています。8画のバランスの取れた構成で、右上の「支」が「支える・分ける」機能を担い、全体として「選択の瞬間」を象徴しています。
例文
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