残
発音を聞く
書き方
💡 『歹(死)+戔(小さな刃)』=『命を削る』→『残る/残す/破壊する』。日本語の「惨」と音・形・意味が似ているので、『惨状を残す』と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『殘、賊也』とあり、『悪意ある破壊・害する行為』を本義として記録されている。実際、『左伝』など先秦文献では『残民』(民衆を虐げること)といった使い方が確認される。
字形は『歹』(死骨の象形)+『戦』の右部『戔』(小さな刃=細かく切り刻む)で、『命を断ち、細かく傷つける』というイメージを表す構造である。
「残」は「歹」(死・不吉を表す部首)と「戦」の右半分(『戦』の省略形)から成る会意文字で、もともと『戦いで命を落とす様子』を示し、そこから『残る・残す・破壊する』という多義的な意味が派生しました。
現代中国語では、主に『残る・残す』(cán)の他動詞・自動詞として使われ、「破壊・毀損」の意味はやや文語的・比喩的で、特に「残害」「摧残」などの複合語に限定的に現れます。
HSK6レベルのこの漢字は、抽象的・文学的表現や社会問題(例:児童虐待、環境破壊)に関するテキストで頻出。単独では『to destroy』より『to remain / to leave behind』が基本用法であり、文脈によって意味が大きく変化します。
例文
関連語
混同しやすい文字
0