津
発音を聞く
書き方
💡 『氵(水)+聿(筆)』=『水辺の筆(=港で文書処理する官衙)』→『港・渡し場』。『津津有味』の「津津」は「唾液が湧くほど興味深い」の比喩と連想すると、salivaとのつながりが覚えやすい。
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文字の解説
『津』は甲骨文字・金文には見られず、戦国時代以降の篆書で『水(氵)+聿(筆の象形だが、ここでは音符)』の形で定着。『渡し場』を意味する本義は『詩経』『左伝』など先秦文献に明記されている。
字形は『氵(水)+聿(yù、音符)』の形声文字。『聿』は元来『筆』を表すが、ここでは発音jīnを示す音符であり、意味とは無関係。
「津」は本来、『渡し場』『港』を意味する漢字で、水辺の交通の要所を表します。部首の『氵』(さんずい)からも、水に関係する語義であることが読み取れます。
現代中国語では、日常会話より文語的・文学的表現や地名・固有名詞に多く登場します。例えば天津市(ティエンジンシ)は中国の直轄市で、『津』が『港町』という古来の意味を残しています。
『唾液(saliva)』という意味は、厳密にはこの漢字の**基本義ではなく、古語・文語における比喩的・詩的用法**です。『津津有味』などの熟語で『潤い・潤う様子』を表す際に、唾液の分泌を連想させる比喩として使われます。
例文
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