渺
発音を聞く
書き方
💡 「氵(みずへん)」+「眇(めがちいさい=見えないほど遠い)」→ 水辺が見えないほど広くて遠い=「広大・かすか」。日本語の「渺茫(びょうぼう)」の語感と結びつけて覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には「渺、水辺遠し」とあり、もともと「水際が遥か彼方まで続く様子」を意味した。古典文献では『荘子』や唐詩にも登場し、空間的広大さを比喩的に用いる。
字形は「氵+眇」の会意文字で、「眇」は「目が細く見える=視界が及ばない」ことを示し、水辺の果てしない広がりを象徴する構成です。
「渺」は、広大・遠く・かすかという抽象的な「小ささ」や「遠さ」を背景にした「広大さ」を表す漢字で、物理的距離だけでなく、時間や存在の微細さ・非現実性を含む文学的ニュアンスを持ちます。
この字は「氵(さんずい)」と「眇(miǎo)」から成り立ち、水辺の果てしなさや視界の及ばない遠方を連想させ、詩歌や散文で空間的・精神的な広がりを描写する際に頻出します。
HSK6レベルという高度な語彙であり、日常会話よりは文学的表現や高級な書き言葉で使われることが多く、単独ではほとんど用いられず、複合語としての登場が圧倒的に多いです。
例文
関連語
混同しやすい文字
0