畏
発音を聞く
書き方
💡 「田」の上に「攵(手が何かを打ち付ける様子)」→『田んぼで手を叩いて、神や権威を恐れる』とイメージ。日本語の「畏れる(かしこまる)」と音読み「イ」の語呂合わせ(「畏=イ」)も有効。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『畏、悪也。从甶,虎省聲』とされ、元来は「虎の顔(甶)」を象って威圧感を表す字と解釈された。実際の甲骨文・金文では、人の姿が屈する様子を示す構成要素も確認される。
字形は上部の「田」+下部の「攵(しんにょう)」で構成されるが、これは後世の隷書以降の変形であり、本来の象形的由来とは乖離している。現代中国語では「畏懼」「敬畏」など複合語中心で使用される。
「畏」は、強い畏怖や敬意を含む「恐れる」という意味を持つ動詞で、主に文語的・書面語的な表現に使われます。日常会話ではやや硬い印象を与え、古典や公的文書、成語などで頻出します。
この漢字は単独で使うより、複合語や成語(例:畏懼、畏縮)として登場することが多く、感情の内面性や社会的制約による抑制を表す際に用いられます。
HSK6レベルという高難度指定は、語彙の抽象性と使用頻度の低さに起因します。日本語学習者には、「恐れる」より一段上の重み・敬意のニュアンスに注意が必要です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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