祸
発音を聞く
書き方
💡 「礻(し」)=神様に祈るところ。「呙(か)」=「口(くち)」が歪んで「わざわい」。『口から災いが出てくる』というイメージで、『祸从口出』の成語と一緒に覚えましょう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では『祸、害也。从示,呙声』と記され、音符「呙」(guā)と意符「礻」の形声文字であると明記されています。実際の文献では、『左伝』『論語』など先秦~漢代の典籍で「国家の危機」「個人の過失による不幸」を指す用法が確認されます。
字形は「礻+呙」の左右構造で、象形ではなく明確な形声文字。右部「呙」は本来「口が歪む様子」を表す古字ですが、ここでは主に音を担い、意味とは直接関係しません。
「祸」は、災い・不幸・災難を意味する抽象的な名詞で、主に人為的または不吉な要因によって引き起こされる負の事象を指します。古典から現代まで、道徳的警告や因果応報の文脈で頻出します。
この漢字は単独ではあまり使われず、複合語(例:祸害、惹祸)や成語(例:祸从口出)として機能することが多いです。HSK6レベルの語彙であり、読解力と文脈把握力が求められます。
部首「礻(示)」は神聖・祭祀に関連し、もともと神への奉仕や占いを通じて災いを予見・回避しようとする古代の思想を反映しています。したがって、「祸」には「人間の行為が神意に反して招く罰」という文化的重みがあります。
例文
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