若
発音を聞く
書き方
💡 『若』は「草(艹)+右」で、「右」を「うしろ(→『もし』の音に近い)」と連想。日本語の「もし」+「草=自然な流れ」=「もし~なら」と覚えると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では「若、順也」とあり、もとは「従う・したがう」の意だったが、後世に「~のようだ」「もし~なら」へと転じた。『論語』『孟子』など先秦文献で既に仮定用法が確認される。
字形は甲骨文・金文で「人+右(手を差し出す様子)」を象ったもので、「従う姿勢」を表す象形的起源がある。現代中国語では「若非(もし~でなければ)」「倘若」などの文語的接続表現で広く使われる。
「若」はHSK6級の高難度漢字で、主に文語的・文学的な表現に使われ、「~のように見える」「もし~ならば」といった仮定・比喩の意味を担います。日常会話より書き言葉や古典・詩文で頻出です。
この字は単独で「to seem(そう見える)」という動詞的用法のほか、接続詞として「if(もし)」の意味でも機能します。文末の「若…則…」構文など、論理的な条件関係を表す際にも不可欠です。
部首が「艹(くさかんむり)」なのは、古くは「若木(若い木)」から「若々しい・未熟な状態」を連想させ、そこから「まだ確定しない=仮定・比喩」へと意味が抽象化された結果です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0