蛮
発音を聞く
書き方
💡 『虫』部が目立つので『虫のようにうるさく、常識外れな様子』と連想。『蛮横』『蛮干』などの熟語で頻出。「まん」と読むのは日本語の「蛮」(ばん)と区別しやすいように、中国語では「マン」と覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『南蛮、蛇種也』とされ、南方の部族を蛇を崇拝する集団と記述。実際には周代以降、楚・百越など南方諸国を指す政治的呼称として使われた。
字形は上部の『亦』(後に『䜌』と変化)+下部の『虫』で、『虫』部は南方湿潤地帯のイメージと関連付けられ、象形的根拠より、地域的・文化的な分類の記号として機能した。
「蛮」は、古代中国で中原(黄河流域)から見た周辺の非漢民族を指す歴史的・政治的用語で、元来は地理的・文化的位置づけを表しました。
現代中国語では、直接的な人種的蔑称として使われることはほぼなく、主に古典文献や成語、あるいは比喩的に「未開・粗野」というニュアンスで用いられます。
HSK6レベルという難度は、その文脈依存性と歴史的重層性によるもので、単なる「野蛮人」の直訳ではなく、文化相対性や中華思想の枠組みを理解する鍵となる漢字です。
例文
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混同しやすい文字
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