衷
発音を聞く
書き方
💡 『衣(ころも)』の部首の中に『中』がある → 「服の内側=胸の中=心の奥」。日本語の「衷」は「ちゅう」で、『中』と同じ音!「心の内(うち)」と連想して覚えよう。
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文字の解説
『衷』は甲骨文・金文には存在せず、戦国時代以降の篆書で定着した文字。『説文解字』(東漢・許慎)では『裏(うち)』『中心』を意味すると解釈され、『中+衣』の会意構造とされる。
字形は『中』を『衣』(部首)の内部に収めた構成で、『衣服の内側=身体の中心=心の奥』という比喩的発想を具現化。象形ではなく明確な会意文字である。
『衷』は「心の奥底にある真実の感情・思い」を表す漢字で、表面的な態度ではなく内面から湧き上がる誠実な気持ちを強調します。古来、道徳的誠実さや本心の表明と深く結びついています。
この字は単独で名詞・形容詞として使われることは稀で、主に『由衷』『衷心』などの複合語で登場します。HSK6レベルの上級語彙であり、文学的・儀礼的な文脈でよく見られます。
部首が『衣(ころも)』なのは、古代中国で「胸元=心の所在」と考えられ、衣服で覆われた内側(胸)に心・情が宿るとの身体的比喩に基づいています。したがって、字形そのものが「内なるもの」の概念を視覚化しています。
例文
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