躁
発音を聞く
書き方
💡 『足(あし)』+『喿(さお:鳥が騒ぐ音)』→「足がピリピリして、心が鳥のように騒ぐ=イライラ」。日本語の「そうそう(そうっとしない)」と音が似ていて、『落ち着かない』イメージと結びつけやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『躁、復也。从足喿聲』とあり、『再び(焦って)動き出す様子』と訓じられています。唐代以降の医書や明清小説でも『躁急』『躁動』として精神的不安定を描写する語として定着しました。
字形は「足(足部)+喿(さお、声符)」の形声文字。『喿』は鳥が木に集まり騒ぐ様子を象るが、ここでは音を表すだけで、字義とは直接関係しません。
「躁」は、心の動きが激しく、落ち着きを欠く様子を表す漢字で、主に感情の高ぶりや焦り・怒りを含む内面的緊張を指します。HSK6級に位置付けられ、文学的・医学的文脈でも頻出です。
この字は「足(あし)」を部首とし、身体的な動き(足が早く動く=落ち着きなし)と心理状態を結びつける古来の認知モデルを反映しています。現代中国語では単独で使うことは少なく、複合語として用いられるのが一般的です。
中医学では「躁狂(zàokuáng)」のように、気の乱れによる病的亢進状態を指す専門用語にも使われ、感情表現を超えた臨床的ニュアンスを持ちます。そのため、単なる「イライラ」より重い意味合いを含む場合があります。
例文
関連語
混同しやすい文字
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