辕
発音を聞く
書き方
💡 『車(くるま)』+『袁(えん=発音の手がかり)』と分解。『車の前にある、馬をつなぐ長い棒』=『辕』。日本語の「軛(くびき)」と混同しないように、『辕』は縦方向の軸、『軛』は横方向のくびきです。
関連単語
文字の解説
『史記』『漢書』など漢代以降の正史に『前辕』『左辕』といった表現が見られ、戦車の操縦性や陣形配置と関係していました。考古発掘(例:洛陽漢墓出土車馬器)でも実際の辕部材が確認されています。
字形は左右構造で、左の『車』が車両を、右の『袁』は声符であり、甲骨文・金文には直接的な象形的起源は認められず、後世の形声造字です。
「辕」は、古代中国の車両(馬車や牛車)の前部にあり、左右一対の木製の軸で、馬や牛をつなぐための構造部品を指します。実用性だけでなく、軍事・儀礼的場面でも重要でした。
この漢字は「車」部に「袁」を組み合わせた形声文字で、「車」が意味を、「袁」が発音(yuán)を示します。現代では実用的な車両には使われませんが、歴史・文学・考古学の文脈で頻出します。
HSK6レベルという高い難易度は、日常会話より専門的・古典的用法に由来します。成語や古文読解、あるいは歴史書の翻訳など、上級学習者が直面する語彙です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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