逢
発音を聞く
書き方
💡 『辶(しんにょう)』=「動きながら出会う」+『夆』=「峰(頂点)」→「人生の頂点で巡り合う」。日本語の「逢魔が時(おうまがとき)」の「逢」は同じ漢字で、不思議な出会いの瞬間を連想させます。
関連単語
文字の解説
『逢』は甲骨文・金文には見られず、戦国時代以降の篆書で定着した形です。『詩経』や『楚辞』など古典文献では「逢君」「逢時」のように、運命的な出会いや好機を表す用法が確認されています。
字形は『辶(しんにょう)』+『夆』の会意兼形声文字。『夆』は「峰」の本字で、山の頂に至る=出会いの頂点という比喩的連想が背景にあると考えられています。
『逢』は「偶然出会う」「出会いの機会がある」という意味で、やや文語的・詩的なニュアンスを含む動詞です。日常会話よりは文章や文学表現でよく使われます。
この漢字は、単に「会う」だけでなく、運命的・タイミング的な出会いを強調する点が特徴です。「再び逢う」「久々に逢う」など、感情や時空間の重みを伴う場面で活きます。
部首の『辶(しんにょう)』は「移動・行く」を表し、右上の『夆』は声符として発音を示すと同時に、「頂点に達する」「巡り合う」の意を含むと解釈されます。
例文
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