陋
発音を聞く
書き方
💡 『阝(丘)+婁(空っぽの袋)』→「低い丘の上に、中身のない袋=質素・粗末」。日本語の「陋(ろう)」は「ろうそく」の「ろう」と音が似ており、「光が弱い=貧弱・質素」と連想すると覚えやすい。
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文字の解説
『陋』は『説文解字』(東漢・許慎)に『阝+婁』と記され、『狭くて質素な住まい』を本義とする。『陋室銘』(劉禹錫)など古典文学で「簡素さを美徳とする隠逸思想」として頻出する。
字形は左右構造で、左の『阝(阜)』は土の盛り上がりを表す部首、右の『婁』は元来『中空の袋』を象るが、ここでは主に音符として機能。象形的由来は明確ではなく、形声文字とされる。
『陋』は、主に「粗末・質素・劣っている」といった否定的な評価を表す形容詞で、物や環境、習慣、見識などに対する社会的・文化的な判断を含みます。
この漢字は古来、『論語』などの古典にも登場し、道徳的・審美的な基準に基づく批評語として使われてきました。現代ではやや文語的・書面語的色彩が強く、口語ではあまり単独では使いません。
部首の『阝(阜)』は土塁・地形に関係し、『婁』(lóu)は声符兼意味要素で、「空・薄い・不完全」のニュアンスを含むと解釈されます。全体として「地勢が低く、整っていない=質素・不十分」というイメージが成立します。
例文
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混同しやすい文字
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