雕
発音を聞く
書き方
💡 『隹(とりへん)』は見た目が『鳥』だが、ここでは『彫る=鋭い爪で掘り進む』イメージで覚えよう。「周」は「周りを丁寧に彫る」→「周到に彫る=diāo」。
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文字の解説
『雕』は甲骨文・金文には存在せず、戦国期以降の篆書で定着した形声文字。『荀子』『史記』など古典文献では「雕琢(精巧に彫刻・磨き上げる)」として道徳的修養の比喩にも用いられた。
字形は「周(声符)+隹(意符の名残)」で、本来の「鵰(大型猛禽)」との関連から転じて「鋭く鋭敏に彫り込む」イメージが生まれた。現代中国語では「雕花(木彫り)」「雕塑(彫刻)」など、造形行為の核となる語として使われる。
『雕』は「彫刻する」「精巧に彫る」という意味の動詞で、主に木・石・玉などの硬質素材への細密な加工を指します。芸術的・技術的なニュアンスが強く、単なる切り刻む行為とは異なります。
この漢字は、古来より宮殿装飾や仏像制作など高度な工芸を表す際に使われ、『詩経』や『漢書』にも「雕文(彫刻された文様)」という用例があります。現代では、美術・建築・伝統工芸の文脈で頻出します。
発音はdiāo(第一声)、16画で部首は『隹(おどりことり)』です。部首と関係なく「鳥」の意象は薄く、『周』+『隹』の構成ですが、実際には形声文字で、「周」が声符、「隹」が古い形残存の意符とされます。
例文
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