乃
発音を聞く
書き方
💡 『乃』は「な」→「なる」→「~である」のイメージ。2画で『ノ』+『レ』に似るが、実際は『丿』+『乚』。筆順を意識して、「さっと下ろして、内側にひっかける」感覚で覚えよう。
関連単語
文字の解説
『乃』は甲骨文・金文には見られず、戦国時代以降の竹簡文書や『論語』『孟子』などの古典に頻出する文語助詞として機能しました。現代中国語ではほぼ文語限定で、新聞見出しや法律文、詩的表現に残ります。
字形は象形ではなく、篆書からの簡略化された記号的文字で、元来は「乳」(乳房)を表す象形の一部とされる説がありますが、確証はなく、現在は純粋な機能的符号とみなされます。
『乃』は古語的・文語的な助詞で、現代口語ではほとんど使われず、主に古典文献や正式な文章、成語、あるいは修辞的に強い表現で登場します。
この字は「~である」「まさに~」「それゆえに」といった意味を含み、文の論理的関係(原因・結果・断定)を強調する役割を持ちます。
書き方は極めて簡潔(2画)ですが、その分筆順と形のバランスが重要で、第1画の「丿」は左上から右下へ力強く、第2画の「乚」は内向きに控えめに引きます。
例文
関連語
混同しやすい文字
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