望
発音を聞く
書き方
💡 『月(つき)+王(おう)=満月の夜、王が空を見上げる』と連想。日本語の「望む」(のぞむ)との音と意味の共通性も活用して覚えよう。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『望、出也。月之盈也』とあり、『満月であること』が本義と明記されています。殷墟甲骨文には未確認ですが、金文・小篆では『月』と『王』の組み合わせが定着しています。
字形は象形ではなく形声文字で、『月』が意味を示し、『王』が発音(wáng→wàngの音変)を補います。『王』単体の読みとは異なり、ここでは音の手がかりにすぎません。
「望」は月(つき)を表す部首『月』と、声符としての『王』から成る形声文字です。本来の意味は「満月」で、古代中国では月の満ち欠けに基づく暦や祭りと深く結びついていました。
現代中国語では「望」の基本義が拡張され、「見つめる」「期待する」「遠くを見る」といった動詞的用法が主流になりました。HSK2級で学ぶ重要な多義漢字です。
この字は「見る+月」の構造から、夜空を見上げて満月を待つ様子を連想させます。そのイメージが「待ち望む」「希望」といった抽象的な意味へと自然に発展しました。
例文
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