佯
発音を聞く
書き方
💡 「亻+羊=人に羊のようにおとなしく見せる=ふりをする」。日本語の「陽動作戦(ようさくせん)」の「陽」(→「佯」の同音)と結びつけて、「陽」=見せかけ、と覚えましょう。
関連単語
文字の解説
『康熙字典』や現代の『現代漢語詞典』によると、「佯」は古来より「ふりをする」の意味で用いられ、戦国時代の文献『戦国策』にも「佯狂」(狂ったふりをする)という使い方が確認されている。
字形は典型的な形声文字で、「亻」が意味部、「羊」が声部。甲骨文・金文には存在せず、篆書以降に成立した漢字であり、象形的由来は明確ではない。
「佯」は、意図的に態度や感情を偽って見せかけることを意味する動詞で、主に文語的・文学的な表現で使われます。日常会話ではやや古風な響きがあり、小説や新聞評論など、書き言葉の場面でよく見られます。
この漢字は「亻(にんべん)」と「羊(よう)」から成り立っており、形声文字です。「亻」が人に関係することを示し、「羊」が音を表します。ただし、「羊」という字の意味(家畜)とは直接関係ありません。
「佯」単独で使うことは少なく、多くは「佯装」「佯作」「佯病」などの複合語として登場します。語感としては、冷静に演技しているニュアンスがあり、単なる「うそ」より知的・計算された偽りを連想させます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0