俟
発音を聞く
書き方
💡 『俟』は『にんべん+矣』。『矣』を『い』と読むイメージで、「人が『い』と待っている=待つ」。日本語の「俟う(まつ)」と読みが似ているので、古語感覚で連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『俟』は『詩経』『論語』など先秦文献にすでに見られ、『待機・待時』という意味で使われていた。現代中国語では公的文書や新聞評論などで、やや硬質・格式ある表現として残る。
字形は左右構造で、左は『亻』(人)、右は『矣』(yǐ、終助詞の古字)。『矣』は本来「すでに~した」という完了を表すが、ここでは純粋に音符(sì)として採用されている。
『俟』は古くから文語で使われる「待つ」という意味の動詞で、現代口語ではほとんど使われず、主に文学・公文書・成語など正式な文脈に登場します。
部首が『亻(にんべん)』である通り、人間の動作に関係する漢字です。右側の『矣』はもともと終助詞として使われた文字で、ここでは音を表す声符として機能しています。
この漢字は単独で使うことは稀で、ほぼ常に他の漢字と組み合わさって『俟機』『俟時』などの複合語として用いられます。HSKでは未収録ですが、上級学習者や古典読解には必須の漢字です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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