兀
発音を聞く
書き方
💡 「兀」は「元」の頭に「一」が乗った形=「頭(元)がさらに高く出ている」→「そびえる」。日本語の「兀々(こつこつ)」と音が似ていて、「こつんと突き出る」イメージで覚えよう!
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では「兀、高而上平也」と定義され、『高くそびえ、上部が平らな様子』と解釈されています。実際に『詩経』や『楚辞』など先秦文献に散見し、地形や建築の威厳を描写する際の修飾語として機能しました。
字形は、象形ではなく指示文字と考えられ、『高さを示す垂直線+その頂点の平らさを表す短横』という構成と推定されます。甲骨文・金文には未確認で、篆書以降に明確な形が定着しています。
兀(wù)は、古くから「高々とそびえる」「突出する」という意味で使われる漢字です。筆画がわずか3画と極めて簡素ですが、その形に力強さと垂直性が込められています。
この字は単独では現代中国語でほとんど使われず、主に複合語や文語的表現に登場します。古典文献や詩歌では、山や建物の威容を表す際に比喩的に用いられます。
部首としても「兀」が使われ、同部首の字(如:元、危、冕)には「頭部・頂点・高さ」に関連する意味が共通して見られます。これは漢字体系における意味的ネットワークを示しています。
例文
関連語
混同しやすい文字
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