劄
発音を聞く
書き方
💡 『⺮(たけかんむり)』+『札(ふだ)』=「竹の札に針で印をつける」→「針で刺す」。日本語の「さす(刺す)」と音の響き(zhā ≒ ザ)で連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『劄』は『說文解字』には収録されておらず、後世の字書『玉篇』(6世紀)に初めて『刺也』(刺す)と訓じられる記録があります。主に漢代以降の医籍や手紙の末尾の敬語表現(如『某頓首再拜劄』)で使われました。
字形は『⺮(竹)』+『札』の会意兼形声で、竹簡に針で印をつける様子を連想させますが、明確な象形的起源は確認されていません。現代ではほぼ用いられず、代わりに『扎(zā/zhā)』や『刺(cì)』が使われます。
「劄」は竹冠(⺮)に『札』を組み合わせた形声文字で、本来は竹製の短冊(札)を指しましたが、転じて「針で突く」という動作を表すようになりました。
この漢字は現代中国語では非常に使用頻度が低く、主に古典文献や医書・方言資料に登場します。簡体字では「劄」が標準表記とされ、「劄」は旧字体・異体字として扱われます。
発音はzhā(第一声)で、日本語の「ザ」と近いが、声調の高低に注意が必要です。筆順は竹冠から始め、下部の『札』を右上から左下へと流れるように書き進めます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0