匣
発音を聞く
書き方
💡 『匚(はこ)』+『甲(こう)』→「甲」を「かばん」と連想し、「はこのなかのカバン」=小さな箱。日本語の「匣(はこ)」と発音が似ていて、7画でシンプルなので、筆順を3回書いて覚えよう!
関連単語
文字の解説
『匣』は殷周時代の金文や小篆にすでに見られ、古代中国で玉・印・鏡などを収める精巧な箱を指しました。『説文解字』(東漢・許慎)では『匣、匱也』と定義され、『匱(き)』=収納箱との同義関係が確認されています。
字形は『匚』(開口した箱の象形)+『甲』(音符)の形声文字。『甲』は本来「鎧・第一」の意味ですが、ここでは純粋に音を借りています。
『匣』は、古くから箱や入れ物を意味する漢字で、特に小ぶりで蓋付きの木製・金属製の収納容器を指します。現代中国語ではやや文語的・文学的な響きを持ち、日常会話より書き言葉や詩文で使われることが多いです。
部首の『匚』(ほう)は「容器・箱」を表す象形的部首で、右側の『甲』は音符として機能し、発音xiáの由来となっています。この構造は典型的な形声文字です。
『匣』は単独で使うことは少なく、主に複合語(例:鏡匣、書匣)や成語(例:買櫝還珠)に登場します。HSKでは未収録ですが、中級以上の読解力向上に役立つ語彙です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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