吏
発音を聞く
書き方
💡 「吏」は「口」+「史」に似ているが、実は「史」の変形。「史」が歴史家なら、「吏」はその現場で働く実務官=「口で命令を伝える下級役人」と連想。筆順の最後の「丿」を「印」の代わりと覚えても◎。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)によれば、「吏」は「治人者」すなわち「民を治める者」を意味し、秦・漢時代の地方行政組織における下級官吏(例:亭長、佐吏)を指した。実際の出土文書(睡虎地秦簡など)でも、税務・司法補佐の職務に就く者を指す用例が確認されている。
字形は甲骨文・金文には見られず、篆書以降に整った「口+一+丿」の構造で、象形性は低く、形声・会意の混合的起源とされる。現代では主に「官吏」「吏治」などの複合語で使われ、単独使用は稀である。
「吏」は古代中国から使われてきた漢字で、官僚制度における下級役人や公務員を指します。現代では公式な文書や歴史的表現で主に用いられ、日常会話にはほとんど登場しません。
この字は「口」部に属し、6画で構成され、形の上では「口」と「史」の組み合わせと見なされます。ただし、「吏」は「史」と独立した字として発展した別字であり、両者は意味・用法ともに異なります。
HSKでは未収録ですが、中国語学習者には歴史・政治関連の文章理解に不可欠な漢字です。特に『史記』『漢書』などの古典や、現代の行政用語(例:吏治)で頻出します。
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