吴
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)」+「夭(よう=若々しい様子)」→「呉(ご)」と読む。日本の「呉市(広島県)」と同じ漢字で、地名・言語・姓として頻出する点を押さえると覚えやすい。
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文字の解説
『史記』や『左伝』など先秦・漢代の文献に「呉国」が登場し、春秋五覇の一つとして記録されています。現代では「吴」は行政区分ではなく、文化・言語・歴史的地域概念として存続しています。
字形は甲骨文・金文には残らず、篆書以降に定着した形で、「口」+「夭」の会意・形声文字と解釈され、古音で「yāo」に近い音を持つ「夭」が声符、地域の名称を表す「口」が意符とされる。
「吴」は中国の古来の地名・国名として使われ、現在では江蘇省南部、浙江省北部、上海市を含む広域な地域を指します。歴史的に「呉」とも書き、春秋時代に存在した呉国に由来します。
この漢字は姓としても広く用いられ、中国で第10位前後の頻出姓です。また、中国語では「呉語(ごご)」という言語グループの名称にも使われ、上海や蘇州などの方言を含みます。
部首が「口」であるのは、古代の呉地方が水運が発達し、人々の声(言葉・交易のやり取り)が活発だったことと関連付けられる場合もありますが、字形上の直接的根拠は限定的です。
例文
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