咇
発音を聞く
書き方
💡 「必(かならず)」+「口(鼻・口で感じる)」=「必ず香りを感じさせる」→「芳醇な」。日本の「馥郁(ふくいく)」と同じく、古めかしい香り表現と連想すると覚えやすい。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)に「咇,芳香也」とあり、古代から香りの豊かさを表す専門用語として使われた。唐代の詩人・杜甫の『麗人行』などにも香気描写の一環で登場するが、現代中国語ではほぼ消失した。
字形は「口+必」の左右構造で、象形ではなく会意・形声の複合型。「口」は嗅覚・味覚による香りの認識を、「必」は不可欠なほど強い香りというニュアンスを示唆する。
「咇」は中国語で「香り高い」「芳醇な」という意味を持つ古風で文学的な形容詞です。現代口語ではほとんど使われず、主に古典文学や詩・賦(ふ)などの文語表現に登場します。
この字は「口」部と「必」から成る会意兼形声文字で、「口」は香りを味わう・感じ取る行為を、「必」は強調の意味を担います。音読みbìは「必」と同源です。
HSKには未収録で、漢字辞典でも「生僻字(まれにしか使わない字)」として分類されます。日本語学習者には、読解より文化的背景理解のための知識として扱うのが適切です。
例文
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