啽
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)+暗(くら)=暗い声=小さくつぶやく」。日本語の「あん・あん」という擬音語と連想し、「あん」と読むと覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には「啽,嘆也」とあり、嘆息・つぶやきの意で記載される。清代の『康熙字典』でも「啽喃」として「夢中で話す様子」を指す用法が確認できる。
字形は「口」+「暗」で構成され、音符として「暗(àn)」が読みを担い、意味的には「口から出る声が暗く(不明瞭に)聞こえる」ことを示唆する形声文字である。
「啽」は中国語で非常に古く、文語的・文学的な色彩が強い漢字で、「口を動かして話す様子」や「つぶやく・ささやく」といった、音の小さい、あるいは意識しないままの言葉の発声を表します。
この字は現代の日常会話ではほとんど使われず、主に古典文献や詩歌、あるいは擬態語・擬声語としての表現(例:啽喃)に登場します。口(口部)と暗(àn)の組み合わせで、声が微かで聞き取りにくい状態を連想させます。
HSKや常用漢字リストには収録されておらず、漢字検定準1級以上や古典中国語学習者向けの文字です。日本語の「呟く」「囁く」「うめく」など、無意識・微細な発声を表す語に近いニュアンスがあります。
例文
関連語
混同しやすい文字
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