嗣
発音を聞く
書き方
💡 『嗣』は『司(つかさどる)+口(宣言)』=「公式に後継を宣言する」。日本語の「嗣子(しし)」や「嗣位(しい)」と結びつけて、格式高い「継承」のイメージで覚えよう。
関連単語
文字の解説
『康熙字典』や『説文解字』では、『嗣』は『継ぐ』『後を受ける』と訓じられ、古代中国の宗法制度における嫡子による家業・爵位の継承を指す。清朝の皇位継承文書にも頻出する。
字形は「口+司」の会意文字で、「司」が「職掌・主宰」を示し、「口」は継承の儀礼(宣命・詔勅)を象徴。象形的起源はないが、左右構造の明確な会意構成である。
「嗣」は、主に「後継ぎとなること」「家系や地位を引き継ぐこと」を意味する文語的・格式的な漢字です。現代中国語では日常会話より、法律文書・歴史叙述・宗族関係の記述などで使われます。
この字は「口」部に「司」が組み合わさった形で、「口」は言葉による継承(宣言・任命)を、「司」は職掌・管理を表し、全体として「公式に後継者を定め、権能を継承する」ニュアンスを含みます。
HSKでは未収録ですが、中国の戸籍法や継承制度に関する文章、あるいは古典的表現(例:嗣位、嗣子)では頻出です。日本語の「嗣」は中国語とほぼ同義で、漢文訓読でも同様の用法があります。
例文
関連語
混同しやすい文字
0