嘒
発音を聞く
書き方
💡 『嘒』は『口』+『慧』。『慧』は「知恵」で、『鋭い音=頭にハッとするような音』と連想。読みは『ひい』に近い『huì』(フイ)と覚え、『ヒィー』という擬音とリンクさせると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『詩経・小雅・大東』に『嘒彼小星,三五在東』とあり、星の輝きを形容するが、ここでは『微かに光る様子』の比喩的用法。後世、音の高さ・鋭さの意味が主流となった。
字形は『口』(音を表す部首)+『慧』(huì、知恵・明晰の意)の会意文字ではなく、実際には『彗』(ほうき星)の変形とされるが、現代では明確な象形的由来は不明。主に詩的・音響的修飾語として使用される。
嘒は古語的・文語的な漢字で、主に『高くて鋭い音』を表します。現代中国語では日常会話ではほとんど使われず、詩歌や古典文学、あるいは擬音表現の修飾語として登場します。
この字は単独で名詞や動詞として使われることは稀で、多くは『嘒嘒』という重ね語(畳語)の形で用いられます。これは、蝉や鈴の高い鳴き声を連想させる音象的表現です。
『詩経』など古代文献にも見られ、中国の音感覚や自然観と深く結びついた語彙です。日本語の『ひぃー』『ぴーん』のような擬音語に近いが、より文学的・雅なニュアンスを持ちます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0