向
発音を聞く
書き方
💡 「口」部+「丿(ひっさぎ)」で、「口を開けて向かう先」を連想。日本語の「向かう」の「向」そのものなので、漢字の読み・意味・使い方を一括記憶できます。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『向、北出牖也』とあり、もとは「北向きの窓」を指す象形的意味で、建物の開口部の向きを表していた。後世、方向性の概念が一般化し、前置詞として定着した。
字形は上部の「丿」+「冂」(門の簡略形)+下部の「口」で構成され、『門の向こう側にある口=出口の向き』という空間的イメージが原型とされる。これは考古学的・文献的に裏付けられた解釈です。
「向」は方向・対象・傾向を表す基本的な前置詞・動詞で、HSK3レベルの必須漢字です。主に「~に向かって」「~に対して」という意味で使われ、空間的・抽象的な関係性を示します。
この漢字は単独では名詞や動詞として機能し、文頭・文中の位置が柔軟です。例えば「向左」(左に向かって)や「向老师提问」(先生に質問する)など、日常会話から学術表現まで幅広く登場します。
「向」は「口」部を持つため、元来は「口を開けて声を発する方向」に関連した意味合いを持ち、後に抽象化して「向き・対象・志向」へと拡張されました。現代中国語では、時間・感情・意見など非物理的対象にも適用可能です。
例文
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