忘
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書き方
💡 「亡(なくなる)+心」=『心がなくなる』→『忘れてしまう』。日本語の「忘れる」は「心」が関係するという共通感覚があり、部首「心」に注目してイメージすると定着しやすいです。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には「忘、不思也」とあり、『考えないこと』=『記憶から離れる状態』と定義されています。現代中国語でも「忘」は必ずしも永久的な喪失ではなく、一時的な記憶の脱落を含む柔軟な意味を持ちます。
字形は上部の「亡」(wáng/亡くなる)+下部の「心」で構成され、「心が亡くなる=心が機能しなくなる」という意味的合成(会意文字)です。象形的要素はなく、明確な古文字からの変遷が確認されています。
「忘」は「心」部に属し、7画の漢字で、HSKレベル3の基本語彙です。意味は「忘れること」「記憶から消えること」を表し、主に他動詞として使われます。
この漢字は単独ではあまり使わず、多くは「忘记」「遗忘」「忘却」などの複合語や、「忘了」「忘了带」などの口語的表現で登場します。否定形「没忘」も日常会話で頻出です。
「忘」は抽象的な心理状態を指すため、文脈によって「意図しない忘却」(例:忘れてしまった)や「意識的な放棄」(例:忘れるべき過去)といったニュアンスの違いが生まれます。
例文
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混同しやすい文字
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