都
発音を聞く
書き方
💡 日本語の「どっちも」「全部」の「ど」→「都(dōu)」と連想。「都(dū)」は「首都」=「ドゥ」で、東京都の「都」も同じ読み。漢字の右側『阝』は「まち(邑)」と覚えよう。
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文字の解説
『都』は甲骨文・金文には見られず、戦国時代以降の篆書で定着した形。『詩経』ではすでに「首都」の意味で用いられ、『左伝』には「都鄙(都市と地方)」という対比表現がある。
字形は『者』(声符)+『阝(邑)』(意味符:集落・都市)の形声文字。『者』は本来「人」を表し、『邑』は城壁に囲まれた集落を象る。都市=人が集う場所、という概念が反映されている。
「都」はHSKレベル1の基礎漢字で、主に副詞として「すべて」「まったく」「どちらも」といった全称的な意味で使われます。発音はdōu(ドウ)が最も頻出で、否定文や疑問文との組み合わせでも自然に用いられます。
もう一つの読み方dū(ドゥ)は名詞で「首都」「都市」を意味し、地名(北京、南京など)や行政単位と結びつきます。この多義性は中国語の同音異義字の典型例です。
書き順は左の『者』+右の『阝(邑部)』で構成され、『邑』(町・集落)を表す部首が「都市」の意味を支え、『者』は声符兼意味要素として「人々が集う場所」を連想させます。
例文
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混同しやすい文字
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