那
発音を聞く
書き方
💡 「那」は「な(なまえ)」の「な」→「名前」がある場所=「あの場所」。右の「阝」は「町・場所」を連想。つまり「あの(場所/もの)」と結びつけて覚えよう!
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『那、多也』とあり、元来は数量の多いことを示す語だったが、後に指示代名詞としての用法が主流になった。現代中国語ではほぼ exclusively nà 読みで使用される。
字形は「冄(rǎn)+阝(右耳旁=邑の変形)」で、もとは「邑(集落)に人が多く集まる様子」を象ったと推定されるが、確実な象形的由来は不明。現在は純粋な指示詞として機能する。
「那」は中国語で最も基本的な指示詞の一つで、遠くのものや既に話題に出た対象を指す「それ/あの/あの人/あのもの」を表します。HSKレベル1の必須漢字であり、日常会話・読解・書き取りのすべてで頻出します。
発音は主にnà(第四声)で、文頭や名詞の前に置かれて「その~」「あの~」の意味になります。文脈によって単独で「それ」として使われることも多く、日本語の「それ」や「あれ」より汎用性が高いです。
もう一つの読み方nuóは古典的・文語的用法で、現代口語ではほぼ使われません。ただし、「那回」(nà huí:あのとき)のように時間・場所・状況を遠くから指す表現では、nàが常に支配的です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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