否
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)」+「不(ふ)」=「口で『不』と言う」→ 否定。日本語の「否(いな)」と音読み「ひ」も連想し、「否(ふ)」と読むfǒuは「不」と同系統で覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では『否、不也。从口从不』と記され、口と不の会意文字であると明記されている。古典文献では「否」は「否認」「不吉」「衰退」の意味でも用いられた。
字形は「口」+「不」の左右構造で、甲骨文・金文には直接の象形的起源はなく、後世の会意造字。現代では「否」は主に文語的否定や公式文書での使用が典型的。
「否」は主に否定を表す副詞・接続詞として使われ、口(くち)部と「不」の組み合わせで、「口で『不』と言う=否定する」という意味構造を反映しています。
現代中国語では、文頭や疑問文への返答(例:否、私は知りません)で丁寧・文語的な否定表現として用いられ、日常会話よりは公文書・演説・学術的文脈でよく見られます。
古来、「否」は「泰(たい)」と対になる哲学的概念でもあり、『易経』では陰陽・盛衰の二元性を象徴。この思想的背景が、単なる「いいえ」を超えた重みを漢字に与えています。
例文
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